So-net無料ブログ作成

勤務中にラブホへ行ったバツイチヤンママ保安員! 「変わった人が多い」万引きGメンの素顔について [雑貨]

勤務中にラブホへ行ったバツイチヤンママ保安員! 「変わった人が多い」万引きGメンの素顔

 みなさん、こんにちは。万引きGメンの智美です。おかげさまで、このシリーズも4回目を迎えることができました。どれだけ楽しんでもらえているのかわかりませんが、今回も万引きGメンにまつわるディープな話を書いてみましたので、ご興味あったらお付き合いください。

<オンナ万引きGメン日誌バックナンバー>
初日からカップ酒ドロボー捕捉! 保安員のセンスがあるのは20人に1人?
中年男性が盗った――! 恐怖と興奮に震えた“初現場の思い出”
保安員になって早10年の私、「万引きGメンのなり方」教えます!

 この業界に入って10年目となる私は、現場や研修会などで、凄腕の先輩からどうしようもないほどにダメな新人さんまで、たくさんの人たちと接してきました。お給料は決してよくないのですが、強い正義感や興味本位から保安員(万引きGメン)を目指す人は意外と多いのです。今回は、中でも強烈なGメンたちについて、お話していきたいと思います。

 私たちの仕事は目立ってはいけない立場にある上、逃走された場合に対応できないことから、勤務時にスカートやハイヒール、サンダルなどを着用することはありません。ジーンズにスニーカーというカジュアルなスタイルで現場に入るのが基本で、派手な色や覚えられやすい番号のついたモノは極力身につけず、なるべく記憶に残らないような服装で現場に入るのです。

 にもかからず、水商売風の派手なメイクを施し、胸元が大きく開いた服にミニスカート、さらには真っ赤なハイ\xA5
辧璽襪箸いΤ聞イ埜従譴貌類襯丱張ぅ舛離筌鵐泪\xDEGメンがいました。もちろん上司からも注意を受けていましたが、まるで聞く耳を持ちません。万引き犯を捕まえる意欲もなく、会社の指示にも従わないのに、なぜ解雇されないのだろう。そう不思議に思っていたところ、現場デビュー直後から、クライアントの部長さんと深い関係になっていたことが判明しました。お相手の部長さんが、大きな契約先の有力者であったため、上司も厳しい対応を取れずにいたのです。

 ひとつも実績のないまま、下半身の力で指名を得た彼女は、部長のスケジュールに合わせたシフトで出勤するようになりました。出勤するといっても、仕事はしません。入店手続きを済ませると、本業である巡回はそっちのけで部長と合流して、店舗並びのラブホテルに入る。そんな日々を過ごしながら、お給料を得ていたのです。さらには会社が黙認しているような状況につけこみ、契約が保てているのは私のおかげだと、賃上げ要求までしてきたと聞きました。あまりの厚かましさに辟易としたことを覚えています。

 2人の蜜月は、少し意外な形で終焉を迎えました。勤務時間中、
ラブホテルに入るところを、抜き打ち視察にきた役員さんに目撃されてしまったのです。事務所に呼び出されて事情を聞かれた2人は「休憩時間中だから問題ない」と、苦しい弁解を繰り返したそうですが、あえなく部長さんは懲戒解雇。それに合わせてヤンママGメンも退職していきました。その後、あろうことか部長さん相手にセクハラ訴訟を起こした彼女は、数百万円の慰謝料をせしめたそうです。その話を聞いた時には、一体何のために入社してきたのだろうと、とても嫌な気分になりました。

 このような色仕掛けは別ですが、私たち保安員にとってクライアントからご指名をいただくことは、1つの目標であり栄誉なことです。些少(1回1,000円くらい)ながら指名料も入るので、全ての勤務日を指名で埋めることを目標にしている人もいました。求められて現場に入る分、居心地がよく、余計なストレスを感じることなく仕事に集中できるメリットもあります。クライアントからの指名をいただくには、店長やマネジャーとの人間関係も良好に保たなければなりません。かといって、出退勤時の挨拶以外で接触するには、万引き
犯を摘発するほかないので、行くたびに結果を出すことが重要となります。まずは検挙実績を積みあげていくことが基本ですが、高額品狙いの被疑者や店舗で有名な常習者、窃盗団などの検挙はインパクトが大きく、1回の検挙で指名を得られることも多いです。

 同系列の店舗で、特定の女性従業員に対する露出狂や書店における盗撮常習者、さらにはスーパーの駐車場における車上狙いの犯人まで捕まえたことがある先輩は、これらの捕捉をきっかけに盤石の信頼を勝ち取り、長きに渡り多くの指名を受け続けてきました。この先輩は「迷彩服が一番目立たない」と服装にもこだわりを持っている人なのですが、店の人たちから「軍人さん」とあだ名され、親しまれています。日々の捕捉で信頼を得て、お店の人に可愛がられながら、時には大物を挙げる。それが指名を得るコツなのかもしれません。

 指名の多い保安員は、自ずと現場が固定されるため、お店の人はもちろん、警察官との関係も深くなります。とある署の警察官から「ボス」というあだ名で呼ばれる凄腕の先輩は、実況見分や調書作成など逮捕手続きの経験が豊富なので、現場で戸惑う新人警
察官の指導まで依頼されていました。警察が忙しく人の足りない時は、率先して実況見分を手伝います。なるべく早めに処理を済ませることが目的ですが、若い新人の警察官と2人でメジャーを持ち、現場で距離を測る姿を見る限りベテランの刑事にしか見えません。マル暴の刑事や被疑者に間違えられることも多いというので、彼の正体を勘違いしたままの警察官やスーパーのお客さんもたくさん存在していると思います。

 この先輩は、いかに早く警察署に行くかということを日々のテーマに掲げているそうで、その理由を尋ねると「警察署に行けば、歩かないで済むし、昼寝もできるから」と答えました。警察署のロビーや取調室で堂々と爆睡できる人は、多分この人くらいではないでしょうか。本物のプロといえる保安員は、どこか職人気質で、ちょっと変わった人が多いのです。

 私自身も何度か経験していますが、指名手配犯や薬物所持者、また社会的地位の高い人を捕まえたり、事後強盗被害に遭うなど、結果として大きな事件になってしまった時には、新聞やテレビで報道されることがあります。それを誇りに思う職員は多数存在しており、ス
テルス(スーパーなどの現場で保安員であることが絶対的に見破られないという意味)の異名を取るおばあちゃんGメン(当時78、故人)も「あたしは3回も新聞に出たことがあるんだ」と、ことあるごとに自慢していました。

 その記事は、“食料品などを万引きした公務員が女性警備員に捕まった”というような内容なのですが、よほどうれしかったのでしょう。自分の名前すら出ていない小さな新聞記事の切り抜きを、汚れないようパケ袋に入れて財布に忍ばせ、いつも持ち歩かれていたようでした。30年以上にわたる現場勤務を終えた彼女は、引退後まもなくご逝去されましたが、このような小さな誇りの積み重ねが、仕事を継続する力につながっていたのかもしれません。

 現役終盤、腰を悪くした彼女は、ステッキを片手に背中を丸めて歩くようになり、カートを利用して巡回していました。傘をかけるリングにステッキを刺して、背中を丸めてカートを押す姿は、どこからどう見ても近所の老婆にしか見えません。そんな彼女が得意とするのは、その特性を最大限に活用した接近戦でした。常習者であっても彼女が保安員であるこ\xA4
箸聾\xAB抜けず、彼女の目の前で実行してしまうのです。

 たとえ相手がガラの悪い若者や外国人であっても、ひるむことなく声をかけてしまう彼女でしたが、受傷事故は一度も経験していませんでした。腰の曲がったおばあちゃんに、自分の愚行を咎められると、図らずも戦意を喪失してしまうのでしょうか。長年にわたって高い検挙率を維持してきたことが頷けるような話ですが、なかなか真似のできるものでもありません。

 その一方、大量の化粧品を万引きした中国人らしき女性に腕を噛みつかれて、取り逃がしたことを報道されたおじさんGメンは、みんなからバカにされていましたね。相手が女性であったことはもちろん、ただ逃げられるだけでなく、商品まで奪われてしまったからです。たとえ犯人に逃げられても、ブツだけは取り返す。それがプロの仕事なのです。

文=智美
監修=伊東ゆう(ジーワンセキュリティサービス株式会社)

万引きにお困りの方、智美も行きます!
ジーワンセキュリティサービス株式\xB2
饉\xD2




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。